この記事では、Amazonで販売されている安価なWifi Digital Microscopeの紹介記事です。
最近細かいモノが見えなくなってきているんじゃないかと疑いはじめている筆者です。これまで老眼の紳士淑女を笑っていましたが、こういう疑惑を重ねながら徐々に徐々に見えなくなっていくのだろうなと体感しています。
さて、日常のなかで細かいモノを見たくなる瞬間がしばしばあります。大抵は「はずきるーぺ」などの拡大鏡で済むかもしれませんが、私が見たいのはもう少し細かいモノたちなのです。

無限に湧き出る角栓がどうなっているのか?
薄くなってきた前髪や頭皮はどうなっているのか?
あの化粧品をつかったらどう変化したのか?
肌のキメは出ているのか?
ブログの美容記事でわかりやすい説明写真も撮れるんじゃないかと、マイクロスコープに興味をもちはじめました。
そこで早速、Amazonで「SKYBASIC」というブランドの製品を購入してみました。
この製品は、年がら年中クーポンなどをだしていて、特別なセール時もだいたい3000円くらいで購入できます。おそらく3999円と表示されているかと思いますが、製品のページに進めば何かしらクーポンや割引が付いていると思います。
また、この製品はその他のブランド名でも検索結果で載ってきますのでおそらく中国製のOEM製品とかでしょう。試しに使うまで品質が少し心配していたのですが、これが思いのほかしっかり観察が出来て良かったので使用感をご紹介したいと思います。

サンプル静止画や動画を掲載していますので参考にしてくださいね。
では早速、使い勝手をチェックしていきます!
- 安価な電子顕微鏡(マイクロスコープ)の能力
- どんなものがどこまで写るのか
- 製品の使い方
- 私の肌や頭皮の汚さ(。-人-。) ゴメンネ
製品のスペック
製品写真 | |
ブランド名 | SKYBASIC |
製品名 | デジタル 顕微鏡(マイクロスコープ) |
倍率 | 50~1000倍 |
有線/Wifi | Wifiモデル(PCでは有線接続可能) |
充電 | USB microB |
参考価格(Amazon) | 3000~3999円 |
本体は、手の平より少し大きめでごっついです。鼻毛カッターくらいのサイズ感ですね。
正面側(上部側)に①LEDの調整ダイヤル、②電源および撮影ボタン、③焦点ダイヤルがついています。
そして、背面側(下部側)に①拡大ボタン、②縮小ボタンがついています。
電源は、DC5VのUSB microBです。
カメラは、円錐状のガードが付いていて、周囲にはLEDが8つ配置されています。
セット内容
内容物は、下記の写真の通りです。
- 本体
- USB microB (充電/PC接続用)
- スタンド
- 取扱説明書
私の場合、手に持って使用することを考えているので、固定用の脚は必要なさそうですが、スタンドは使えそうです。
連動アプリ/ソフト
推奨の接続方法はそれぞれ異なります。
- iphone または Android はアプリストアから専用のアプリをDLして、無線接続させます。
- PC または MAC を利用の方は、PCは専用のソフトあるいは、任意のソフトを使えば撮影が可能です。
- MAC は、標準搭載のフォトブースアプリが何も用意しなくてもはじめられます。
ここではiPhone版の説明したいと思います。たった3ステップで撮影が開始できます♪
①アプリのDL | ②スマホのWifiをMax-seeに設定 | ③アプリを立ち上げれば自動で接続 |
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静止画像のサンプル
鼻(キメや角栓) | ![]() |
頬(キメや角栓) | ![]() |
頭皮(毛穴の汚れや本数) | ![]() |
野菜(人参断面) | ![]() |
葉っぱ | ![]() |
硬貨 | ![]() |
基本倍率 | 拡大(×2.0) |
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動画のサンプル(iPhone版アプリ使用)

動作イメージの記録のため、付属マニュアルと手の甲を拡大縮小させてみました。
使ってみてわかったこと
写真の拡大率やキレイさは満足
映像は良くも悪くもなくといった具合ですが、おおむね満足です。理由は、見たいと思っていたものはだいたい見れているからです。日常ちょっと拡大したいという分では十分ではないでしょうか?
Windows用のソフトのDLがわかりづらかった。
OEMメーカーのInscamからソフトを入手するのですが、取り扱い説明書のアドレスからはなぜか入手が出来ませんでした。同じ症状の方は、下記のURLを直接アドレスバーに貼り付けてEnterしてみてください。DLがはじまるはずです。
www.inskam.com/download/camera.zip
PC有線接続の場合、付属のUSBでつなぐこと
USBのオス/メスというのがあります。これは何に関わるかというと信号が送られる向きに影響します。この関係だと思いますが、手持ちのUSBケーブルだと映像が映らない可能性があります。実際、私もなかなかカメラが認識されなく罠にはまりました。
PCとスマホでは画角が異なる。
PCは、使用するソフト次第もありますが、正規ソフトはデフォルトは1280×720でした。
スマホアプリ(iPhone版)は、以下から選択できました。
- 640×480
- 1280×720(デフォルト)
- 1920×1080
スマホで使うと向きがわかりづらい
スマホアプリで撮影すると、カメラ本体の上下左右がわかりづらくなります。撮影中のアプリ画面は縦向きのアイコン配置なのですが、映像や記録される写真は横向きになります。方向がわかる写真を撮った場合は問題ありませんが、毛穴など画面いっぱい同じようなモノを撮影するとあとで向きが混乱します。

スマホを横向きで使えばいい話なんですけどね!
パソコンで使うとボタンが無効になる
Win PCで有線接続すると、本体についているボタンが電源ボタンを除き無効可されます。したがって、撮影するときはマウスでPC画面の撮影ボタンを押します。そして、デジタルズームは使えなくなりました。
こどもの学習用道具として
私が子供のころのハンディ顕微鏡は、ピンと調整機能が付いていない望遠鏡のような筒状のものでした。ランクはいくつか選べたものの、お値段は10,000円以上していたはずです。当時、私はなんでもかんでも拡大してみていました。ミクロキッズなんて映画も流行ったことから、顕微鏡に写される世界を心から楽しんでいました。
それが今では電子顕微鏡に進化!お値段もなんと4000円を切ります!写真や動画も残せるという素晴らしさです。
お子さんへのプレゼントに困った際は、こちらをおすすめできそうです。
良い点と悪い点のまとめ
製品リンク
最後に、今回ご紹介した製品とOEMの証拠となる類似品をご紹介します。おそらくどちらもInscam社の製品だと思います。
▼今回ご紹介の製品▼

見えない世界が広がって面白いですよ!
ミクロの世界へようこそ♬