
毛穴の汚れが落ちている気がしない…
ブラシで掻き出したい…
そんなあなたに電動フェイスブラシについてのデメリットのご紹介です。

「ふんわりモコモコの泡でやさしく洗うことが大切」といわれていても、毛穴の汚れが気になってゴシゴシしたくなりますよね。
同時に毛穴が黒くなったり、角栓が詰まりだすと、洗いが足りないんじゃ?って疑問に思いますよね。
そこで、ニトリの電動フェイスブラシ(洗顔ブラシ)を購入してみました。
電動フェイスブラシのメリット
・極細の毛で微細な汚れを落とす
・電動で楽ちん疲れない
・電動だから泡立ても楽々
・泡だけよりも毛穴に届いている気がする

電動ブラシって、しっかり洗えてる感じがして良いじゃん!
…っと、ここまでは良かったのですが、実際に使ってみるといろいろと問題が…
そこで、買ってはいけないニトリ 電動フェイスブラシとして記事を作成することに。
▼▼買って使ってわかったデメリットとは…いったいどんなものがあるのか?▼▼
ニトリ 電動フェイスブラシ

引用出典:ニトリ公式通販

引用出典:ニトリ公式通販
まずはどんな製品かを簡単にご紹介します。
抗菌極細毛のやわらかフェイスブラシ、シリコンフェイスブラシの2種類ついていますが、この記事の検証は全て極細毛のほうの感想です。シリコンタイプは肌触りも悪く極細毛以上に引っ張られる感じがあり使用していません。
商品名 | フェイスクリーナー 2点セット |
参考価格 | 1,518円(税込) |
付属品 | ブラシ2種類 |
電源 | 単三電池2本 |
その他 | 防水機能(IPX5) |
電動フェイスブラシのデメリット

まずは結果から述べていきましょう。
実際に使ってみてこんなことがわかりました。
私は、脂性肌の敏感肌気味の特徴があります。
デメリット
- うっかりやり過ぎはヒリヒリする
- 敏感肌には不向き
- 摩擦がすごい
- ビニール肌になる!?
- 1回落したら接合部が壊れた
- びゅんびゅん泡が飛び散る
- 置き場所、置き方に困る
次にこれらを具体的に述べていこうと思います。
1.うっかりやり過ぎはヒリヒリする
ニトリの電動ブラシは、「弱」「強」の2モードあります。
弱で使っていても、敏感肌気味の私にはあっという間に肌がヒリヒリ。
2周も撫でると怪しくなってきます。
2.敏感肌には不向き
男性の私が2周そっと当てるだけでヒリヒリなら、女性の敏感肌の人は1周でヒリヒリするかたもいるかもしれませんねか?兎にも角にも敏感肌には不向きな製品です。
連日の使用は、逆に肌に負担をかけてしまう印象でした。
ちょっとでもヒリヒリを感じたら、しばらくは使わないことをおすすめします。
3.摩擦がすごい
「弱」モードでは気にならないのですが、「強」モードでははっきりわかる「摩擦」!!
頬が温かくなるのが分かるくらいです。

温かくなるなら、逆に毛穴が開いていいんじゃない?

いやいやこれは炎症の入り口のヒリヒリなので絶対ダメ。
美肌の大敵は「乾燥・摩擦・紫外線」。
余計な摩擦はメラニン発生などの別の肌トラブルに繋がりますよ。
4.ビニール肌になる!?
うっかりやり過ぎてヒリヒリした時にはもう遅し。
翌日以降、肌がピーンと突っ張るようなビニール肌に。
皮が硬く厚くなったような感覚に襲われます。
5.1回落したら接合部が壊れた

これは私の不注意が原因なのですが、腰の高さ程から落とした時、当たり所が悪かったのか接合部のパーツが壊れてヘッドと本体がガバガバになってすぐブラシが落ちるようになってしまった。
おまけにニトリさんには替えのヘッドがありません。(※記事作成時点)
6.びゅんびゅん泡が飛び散る
ブラシヘッドが回転する際に、泡やしぶきが飛び散ります。強モードにすると泡立ちもすごいですがびゅんびゅん飛び散りもすごいです(笑)
洗面台周りが汚れますので、使い方を考えなければなりません。そうすると必然的にシャワータイムが候補に挙がってきます。
7.置き場所、置き方に困る
この製品は、スタンドはありません。また、自立もしません。横に倒しておいた時、ヘッドが床につくのは衛生的ではありません。かといってヘッドを上向きにゴロンと置いておくのもどこか目障りなんですよね。
更に、上向きに置いた時も平面がないため多少ゴロゴロします。お風呂場内の水が掛かりにくい台のちょっとしたスペースの上に置いておいて落としたら…場合によっては私と同じく接合部が壊れるなんてことも。
メリットVSデメリット

引用出典:ニトリ公式通販

物事にはメリットとデメリットが伴うものです。
電動ブラシはメリットとデメリットでどちらが勝つかという問題についてです。
ブラシの毛は本当に細かく優しいはずなんです。
適度に使う分には、たしかに毛穴の汚れを掻き出してくれているような気がします。
ブラシで顔を洗ったという満足感もあると思います。
ですが、何度も繰り返しになってしまいますが、肌がヒリヒリする(炎症する)、摩擦を感じるようであれば、やはり使うのを見送ったほうが良いかもしれません。
炎症が起こることで、メラノサイトを刺激しメラニンが生成される。それはやがて、シミやそばかす・肝斑などの毛穴のトラブル以外のトラブルに繋がりかねません。
ブラシを使った毛穴ケア・角栓ケア
以前、メイクアップアーティストの小田切ヒロさんの動画で、酵素洗顔とブラシを使った洗顔が紹介されていました。酵素洗顔パウダーを泡立てずブラシに付けて、ファンデーション用のブラシをクルクルと使い洗うといったものです。
↓動画はこちら
酵素洗顔は、水に濡らした瞬間から洗浄能力が落ちると言われています。もし、ブラシを使って毛穴ケアをしたい場合、電動ではなく手動がおススメです。
クレンジングで脂性汚れを除去して、酵素洗顔でたんぱく汚れを分解。ファンデブラシのような優しいブラシで少しクルクルする程度で十分✖2。
毛穴の汚れが気になったら、電動ブラシよりもまずは酵素洗顔を試してみて!
酵素洗顔のご紹介
小田切ヒロさんの動画で紹介されていた【R-homme (アールオム)】
リンク
酵素洗顔の定番【ファンケル (FANCL) ディープクリア洗顔パウダー】
リンク
コンビニでも買える【雪肌粋 酵素洗顔パウダー】
リンク
電動フェイスブラシは買ってはいけない

引用出典:ニトリ公式通販
今回は、ニトリさんの製品を偶然あげましたが、どんなにお高いモノでも電動で摩擦の負担がかかるようであれば、電動フェイスブラシ全般に言える問題だと思います。
これまでスクラブ洗顔料をよく泡立てずにゴシゴシ洗っていた時代もありました。その1回の洗顔はすっきりするかもしれませんが、美肌の観点からはNGだと年を重ねてから気づきました。
毛穴の汚れが落ち切れていないという方で、まだ酵素洗顔を試していなければ、そちらを優先して購入してみることをおすすめします。もしくは、刺激がまだ少ないウォーターピーリングや毛穴吸引器などを試してみるのはいかがでしょうか?
黒ずみなどの肌表面の浅い汚れ(ウォーターピーリング)
角栓や溜まった皮脂などの毛穴の奥の汚れに(毛穴吸引器)
ちょっと強めの表現になりましたが、コスメティックラボ的にはおすすめしない製品という結論になりました。試すにしても、摩擦には十分お気をつけて!
最後までお読みいただきありがとうございました。