この記事では、家庭用の毛穴吸引器は効果があるのかどうか。そして、どんな使い方をするのかの疑問にお答えする記事です。角栓など汚物の写真も含まれますので予めご了承ください。

家庭用の毛穴吸引器は、どれくらい毛穴をキレイにしてくれるの?
本当に効果はあるの?
デメリットはないの?
そんな疑問にお答えしていきます。
電動の家庭用吸引器が安価で購入できるようになってきましたね。
以前まで主流であった、吸盤と同じ原理の手動吸引器では汚れがなかなか取れませんでしたし、空気が漏れるたびにシュポシュポと使用するのが非常に面倒でした。今では、電動で真空状態をつくり吸引する製品が、1万円を切る価格で購入できるようになりました。また、手動の製品よりもはるかに汚れを吸引してくれ、その吸引力も段階的に選べたりと非常に魅力的な製品です。
- 毛穴吸引器は、即効性の効果はあります。
- 脂性肌で悩みの角栓は、がっつり吸引。
- 肌への負担は大きめと考えます。
- 毛穴パックよりは負担は少ない使い方が出来ます。
私のような脂性肌で、ちょっとした油断であっという間に毛穴に汚れが詰まりにつまってしまう方には応急対策で活躍すること間違いなしです。この記事では、ANLAN社の以下の製品を使用しレビューしていきます。
毛穴吸引器の効果(写真)
まずは、皆さんが一番気になる毛穴吸引器の効果について写真を添えてご紹介したいと思います。
私は、インナードライ気味の脂性肌です。洗顔と保湿ケアをちょっとでもサボると、すり鉢毛穴にしっかりと角栓が詰まってしまいます。顔が蒸れている状態ならばともかく、ドライの状態で角栓が詰まっているさまが肉眼で見えるのは非常に不快です。
ここまでの状態まで進むと、①デイリーケアや②スペシャルケアそして③ターンオーバーのなかで改善していくのは時間が掛かります。その間、この汚物を連れて人前に出なければならないのは嫌ですよね。
そこで、即効性が高い毛穴吸引器が出番となるのです。
実際に使用した前後の写真は以下の通りです。
Before | After |
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すべての角栓を根こそぎとはいきませんが、すっきりしたのが一目瞭然だと思います。このように、毛穴吸引器には即効性が期待できます。
また毛穴パックと異なる最大のメリットは、除去の失敗がないということです。毛穴パックにありがちな失敗のひとつに、「完全に乾いたかなー?と思って剥がしたら汗でベトついていて除去できなかった。」ということがあげられるでしょう。特に夏場は失敗しがちです。
デメリットとしては、吸引レベルが高すぎたり、やりすぎたりすると赤みが出てきてしまうのは毛穴パックと同様です。1回で根こそぎすべてを取り除こうとするとこのような失敗に陥りがちです。表面に近い部分を吸い出すだけでも、ドライ状態になった時の見栄えは変わります。

欲張らずに何日かに分けて除去していきましょうね☝
またしっかりと保湿とアイシングをし、毛穴を引き締めましょう。
毛穴の拡大写真
次に毛穴の汚れがどのように変化したのか、拡大写真で追っていきます。マイクロスコープの特性上、まったく同じ位置での撮影が難しく、近しい場所になりますが予めご承知ください。
鼻先は比較的新しいのか、酸化が進んでいなく白色っぽい角栓が詰まっています。一方で、小鼻と眉間は酸化が進んでいて、茶色い角栓が詰まっています。
吸い出した後は、ぽっかりと穴が開いたままなのが良く分かります。このまま放置していると、身体が「毛穴から皮脂が無くなり防御機能が低下しているぞ!しっかりと皮脂を出すんだ!」と警報を出してしまいます。毛穴をしっかりと引き締めることを忘れないでください。
場所 | Before | After |
鼻先 | ![]() |
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小鼻 | ![]() |
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眉間 | ![]() |
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吸引された汚れ(写真)
次に、実際に吸い出された汚れがどのようなものか見ていきましょう。気になるポイントとしては、角栓ごと吸い出してくれているのかどうかですね。

吸い出す汚れには個人差があるかと思います。
角栓がない人は皮脂がメインになることが予想されます。
吸い出した汚れ | 拡大 |
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角栓と皮脂ををしっかり吸い出してくれています。特に皮脂はこれでもかと吸い出してくれていますね。この皮脂の中の黄色く見えるのが、先ほどの茶色く参加した角栓が抜き取られた部分です。
毛穴パックでは、角栓を抜き取ることは出来ても、余分な皮脂までは除去できません。これが毛穴吸引器のポテンシャルです。
私のブログでは、マイルドなケアのウォーターピーリングも推奨しているのですが、毛穴吸引器のほうが毛穴に詰まった汚れへのアプローチはしっかりしていますね。
毛穴吸引器の使い方の例
- 下準備
(A)蒸しタオル
(B)シャワータイムで毛穴が開のを待つ - 潤滑液または水で肌を濡らす。
(A)水
(B)ベビーオイル
(C)クレンジングオイル
(D)ビオレジェル - ヘッドを選ぶ
- 吸引したい場所に当てる。
- 機材の清掃
- 保湿ケア
- アイシング
※お風呂場で使用する際は、水没や感電などにご注意ください。
※クレンジングオイルなどは長時間つけていると肌への負担になりますのでご注意ください。
※慣れるまで痛みを感じる可能性があります。
※吸引レベル1から試すようにしましょう。
※何度も同じ場所をやらずに日を分けましょう。
※毛穴吸引器を同じ場所に当て続けると内出血をする恐れがあります。

なんせこの私、レベル3で同じ場所に当て続けたら内出血させてしまいました。目元などの皮膚の薄い場所での使用時は注意が必要です。
肌への負担
毛穴吸引器の肌への負担は、使用方法によって異なってきます。しっかりと使用方法を守り、肌への負担を最小に抑えましょう。具体的には、以下のポイントに注意しましょう。
- しっかりと蒸らし、角栓や皮脂を吸い出しやすい環境をつくる。
- 潤滑液(油)や水をしっかりと塗り、ヘッドが滑りやすい環境をつくる。
- 吸引したい箇所と、その正しいヘッドの形状を選ぶ。
- 吸引レベルの強さを間違わないこと。
- 連日の使用は避ける。
毛穴吸引器選びの注意点
毛穴吸引器に興味を持たれて調べたいと思った場合、以下の点に注目しましょう。
- 吸引力
肌への負担と電動の毛穴吸引器辞退のポテンシャルを考えると、レベル1(最弱)だけでも十分かもしれません。毛穴吸引器に限っては、強すぎても内出血のリスクが上がるので - ヘッドの種類
ヘッドの種類が多い製品を選ぶことをおすすめします。肌にあうあわないのヘッドが出てきます。個人的にはシリコンヘッドタイプが万能でおすすめです。 - 防水機能
私個人の使用環境の9割はお風呂場です。防水機能がなくても、注意していれば故障することはなさそうですが、防水機能はお金を払うだけの価値があると思います。
残念なポイント
これは私が使用している製品に限る話かもしれませんが、清掃が少し手間です。
ヘッドを取りはずすと以下の写真のような形状をしています。この外側を清掃するのは何も問題ないのですが、内側のくぼみが直角となっています。この結果、角に皮脂が残ることがあり、爪楊枝などで清掃しなければならないのが手間です。
更にもう一段パーツを外すと、奥にスポンジ状のメッシュがあるのですがこの清掃も手間です。予備のメッシュも用意されていません。汚れたら破れないように大切に洗わなければなりません。
メリットとデメリットのまとめ
登場製品のご紹介
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。